サンスター、サステナビリティ体制を強化し、年次報告でグローバル化の進展を公開

2025年11月 20日

サンスターグループ(以下、サンスター)は、グループ全体のサステナビリティ活動に関する年次報告として、環境・社会・コーポレートガバナンスにおける2024年から2025年の進捗や新たな取り組みをホームページにて2025年11月20日(木)に公開しました。

この1年間は環境負荷低減への製品開発や温室効果ガス排出のグローバル算定など、各地域で大きな進捗がありました。加えて2025年8月には、グローバルにサステナビリティ推進を加速するため、ESGコミッティを新たに設立しました。サンスターは、事業を通して人々の健康で幸せな生活づくりに貢献し、責任ある企業活動を通じて持続可能な未来を育むため、今後もサステナビリティ活動をさらに加速させていきます。

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【主な更新内容】

■ ESGコミッティの発足
サンスターグループ全体におけるサステナビリティの取り組みを加速させるために、2025年8月にESGコミッティを発足しました。ESGコミッティは、主要な機能部門と事業領域から選出されたグローバル役員や経営幹部からなり、各ESG分野における戦略策定を推進します。2025年10月1日には、ESGコミッティの初会合として、グループ執行委員会とESGコミッティの合同会議が開催され、外部評価によるサステナビリティ現状分析をもとに、今後のサステナビリティ推進の全体方針や優先取り組み事項が審議されました。

■ 外部機関からの評価
取引先からの要請に応じ、サステナビリティの外部評価を積極的に受け始めました。

■ より環境負荷の低い製品開発を目指して
サンスターは、製品の容器・包装材において、2025年までにリサイクルプラスチックや植物由来プラスチックの使用率を25%に引き上げる目標を掲げています。2024年には、日本での液体ハミガキ、洗口液ボトルへの植物由来プラスチック採用拡大により使用率27%を達成、2025年にはシャンプーボトルへの植物由来プラスチックの採用も拡大しています。さらに、製品本体に使うプラスチックについても、日本、欧州、米州のハブラシ、日本、米州の歯間清掃具に植物由来プラスチックを採用しました。欧州、米州では、ハブラシの包装材をプラスチックから紙とセルロース素材に変更する取り組みも進められています。建築用シーリング材においては、2025年には容器回収リサイクルの仕組みに適応したリサイクル可能な樹脂缶を採用しました。バイク用部品では、レース用に製造時のCO2排出を半減したブレーキディスクと粉塵排出を15%削減したブレーキパッドについて、ブレーキング性能を前年より高める改良を行い2025年も実戦レースでの好成績に貢献しました。

サンスターは2026年もサステナビリティへの取り組みを推進していきます。2025年のサステナビリティの年次報告をご覧いただき、より健康的で持続可能な未来に向けた当社のESGの取り組みをご確認ください。