サンスター、山梨に洗口液工場建設 ~容器成型含む一貫生産、多品種対応、生産能力3倍に~

2020年04月7日

サンスターグループ(以下サンスター)は、山梨県が推進するメディカル・デバイス・コリドー計画に賛同し、山梨県南アルプス市のサンスターグループ山梨工場の敷地内に、洗口液などを生産する新工場棟を建設します。
新工場は、少量~大容量までの多種のボトルに対応できる容器成型工程を含む一貫生産に対応、2020年4月中旬に着工し、2021年度内の稼働を目指します。新工場稼働後は、現在洗口液を生産している大阪・高槻工場での生産数を調整、日本での洗口液生産能力を最大で3倍に高めていき、国内外で市場が伸びている洗口液における事業拡大を目指します。

サンスター山梨洗口液工場 外観イメージ(完成予想図)

サンスターは、大阪府高槻市にハミガキ、洗口液などを生産する高槻工場を持ち、その周辺に複数の営業・研究施設などがあります。現在、これらの施設を集結させて製品開発を加速させるための再開発プロジェクト「新みらい高槻プロジェクト」を進めています。
今回の新工場建設に当たっては、これら国内拠点開発を進める中で生産拠点の見直しも行い、洗口液の生産については、最大の需要地である関東圏に近い山梨工場の敷地内に建設することとしたものです。

新工場の主な特徴

  1. 少量から大容量の多種ボトルに対応する容器成型・充填・包装に対応した一貫生産ライン
  2. 自動倉庫、無人搬送車、ロボット設備などによる自動化の推進
  3. 屋上への太陽光発電パネル設置、高効率空調などによる環境負荷低減対応
  4. 新耐震建築強度基準値の1.25倍の耐震強度を確保

新工場概要

所在地:山梨県南アルプス市宮沢181-1(サンスター技研山梨工場敷地内)
建築面積:約5,000㎡
延床面積:約7,000㎡
階数:地上2階建
生産能力:現 高槻工場比3倍
生産品目:洗口液など
投資規模:約50億円
着工時期(予定):2020年4月
稼動開始(予定):2021年度内
※上記は計画段階のものであり、内容等は変更になる可能性があります。

【サンスターグループについて】

サンスターは1932年、自転車パンク修理用ゴム糊や自転車部品の事業で起業。ゴム糊の金属チューブ製造設備を活用してハミガキを製品化したところヒットして主力事業となり、健康食品、化粧品などの事業も展開しています。一方、自転車部品の事業はオートバイ用スプロケット(歯車部品)やブレーキディスクの事業に発展、ゴム糊の事業は、自動車組立用・建築施工用接着剤・シーリング材の事業へと発展しています。 現在は、持株会社サンスターSA(スイス・エトワ)を中心に、オーラルケア、健康食品、化粧品など消費者用製品・サービスをグローバルに統括するサンスター・スイスSA(スイス)と、自動車・建築用接着剤・シーリング材やオートバイ・自動車用金属部品など産業用製品・サービスをグローバルに統括するサンスター・シンガポールPte. Ltd. (シンガポール) を中核会社とする企業グループを形成しています。 今回新たに建設する洗口液工場の運営主体サンスター株式会社はサンスター・スイスSAの子会社です。 隣接するサンスター技研山梨工場(接着剤・シーリング材を生産)の運営主体サンスター技研株式会社は、サンスター・シンガポールPte. Ltd. の子会社です。世界の人々がいつまでも健やかで心豊かな生活が送れるよう、お口、からだ、生活空間・移動空間も含めた人々の健康的で快適な生活をサポートしています。

【100年mouth100年health】

人生100年時代、サンスターが目指すのはお口の健康を起点とした全身の健康と豊かな人生。毎日習慣として行う歯みがきなどのオーラルケアは、お口の健康だけでなく全身の健康を守ることにもつながっています。100年食べ、100年しゃべり、笑う。一人ひとり、自分らしく輝いた人生、豊かな人生を送るためにも、お口のケアを大切にしていただきたいと考えています。今後もお口の健康を起点としながら全身の健康に寄与する情報・サービス・製品をお届けすることで、人々の健康寿命の延伸に寄与することを目指していきます。

「感染症とお口のケア ~口は、生きるの1丁目。~」情報発信中 https://jp.sunstar.com/infection/

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