気候変動対応

考え方・背景

地球の温暖化による異常気象や自然災害による環境破壊の問題や経済活動への影響は、年を追うごとに深刻化してきています。そのような中、企業活動においてもCO排出削減は喫緊の課題です。サンスターグループでは、各国拠点ごとcに再生可能エネルギーの導入、太陽光発電設備の導入、照明のLED化や生産設備のエネルギー利用効率向上、社有車の電動化などを計画的に実行し、気候変動への対応を進めています。

環境中長期目標と実績

集計範囲:別途注釈がある場合を除き消費財事業の米国拠点、生産財事業のツバメックス社を除くグループグローバル自社15工場生産分のデータを統合。
消費財事業=オーラルケア製品、化粧品、健康食品など生活者向け製品関連事業
生産財事業=自動車・建築・電子機器用接着剤・シーリング材、バイク・自動車用金属部品など産業用製品関連事業

全体評価の判定基準:◎計画以上、○ほぼ計画通り進捗、△計画未達だが進展あり、×現状より悪化

*8 消費財は米国生産拠点、日本・米州・欧州自社オフィス含む

*9 基準年:消費財事業2020年、生産財事業2019年(2020年顧客企業群が大幅減産年となったため)

*11 消費財事業の米国拠点含む

※実績詳細は「環境データ」ご参照

取り組み事例紹介

再生可能電力導入の推進(欧州)

スイスのサンスターグローバル本社、ハブラシ、歯間ブラシを製造するドイツの工場では、使用する電力を100%、水力発電などの再生可能電力で賄っています。

ハブラシ、歯間ブラシを生産するドイツ工場ではこの他に、屋上に670kWpの太陽光発電パネルも設置しています。また、工場設備の冷却に河川水を用い、工場内の照明の99%をLED化するなどCO₂排出削減に努めています。

再生可能電力導入の推進(日本)

スイス、ドイツに続き、2021年以降は日本の自社工場、オフィスで再生可能電力の調達を開始。日本の自社事業所の7割の電力を再生可能電力に切り替え、自社事業所からの年間CO₂排出量を8,500トン削減しています。

2021年10月新たに稼働を開始した山梨洗口液工場の屋上には315kWp の太陽光パネルを設置。照明は100%LED化し、工場で使用する電力の9%を自家発電で賄うことで、年間250トンのCO₂削減に貢献しています。

異業種との共同物流によるCO₂排出削減(日本)

製品配送時の効率向上と環境負荷低減を目指して異業種との共同物流に取り組んでいます。トラック1台当たりの積載率を高めることでトラックの台数を削減しCO₂排出も抑える取り組みとして、企業間の連携を進めています。

工場設備の更新・効率運用によるCO₂削減(日本)

ハブラシ、歯間ブラシを生産する徳島工場内では、使用する照明器具のLED化、工場設備や空調機器の省エネ機器への入れ替え、空気流量計による生産設備のエアー漏れ検知と運用改善により、電力使用量を2021年は前年比300,000kWh削減、2022年までCO₂を年60トン削減しました。 高槻工場でも、照明のLED化やフォークリフトの電動化などを進めました。

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