ステークホルダー・エンゲージメント

サンスターグループは、長期ビジョンの中で、「パートナーシップ」も重点課題の一つに掲げています。お客様はもとより、地域の方々や各分野の専門家、取引先などに寄り添い、連携を深め、さらに積極的に情報を開示することで良好なパートナーシップを築き、社会課題の解決に向けた協力をすすめていくことを宣言しています。

ステークホルダー・エンゲージメント

社外ステークホルダーからの
メッセージ

2032年はどんな社会になっているでしょう? VUCA※の時代、未来予測は誰にもできず、経営の舵取りは今まで以上に難しくなっています。だからこそ、社員をはじめとする多様なステークホルダーとベクトルを合わせ、連携していくためにもグローバルな長期ビジョンが重要です。

長期ビジョン策定を受けて

サンスターグループの長期ビジョンは、現代の延長線上によるフォアキャスティングの思考法ではなく、ありたい理想の未来の姿から考えるバックキャスティングの思考法で策定されました。役員の方々によるワークショップでエンゲージメントを深め、多くの様々な意見を取り入れたプロセス自体も素晴らしい成果だと感じています。「お口から全身の健康づくり」と「快適で安全な生活空間づくり」を軸に、サンスターの「Purpose(パーパス)」である存在価値と社会的な意義が明確に表現され、次世代のステークホルダーに対する幸せな社会創造への意志が示されていることも特筆すべき点です。Purposeを再定義することによってストーリーのある戦略が描かれ、組織に一体感が生まれてきています。サンスターの強みであるお口のウェルネスから全身の予防医療となる製品やサービス、そして建物やモビリティを含むあらゆる生活環境のトータルサポートによって、世界中の人々の健康寿命延伸と生活の質(QOL)を向上することは、まさに本業を通じたSDGsの実現につながっています。

今後への期待

人間は何か大きな判断をするときには必ず、経験や知識などの過去の記憶をベースにしますが、未来ビジョンで描いた「未来の記憶」は、イメージとして右脳にインプットされ、その未来の実現に向けて行動が一気に変革できます。さらに、そのビジョンがグローバルな人々に共感できるものであれば、社員のモチベーションが高まり、能力やクリエイティビティが発揮されて、企業の持続的な価値創造にもつながることでしょう。さらに社会を笑顔にする製品・サービスによって、顧客の共感も広がることでしょう。「誰ひとり取り残さない」素晴らしい未来を創るためにも、サンスターがグローバルにワンチームとなり、世界で最も社会から愛される企業の一つとなることを期待しています。

※VUCA: Volatility(変動性・不安定さ)、Uncertainty(不確実性・不確定さ)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性・不明確さ)という4つのキーワードの頭文字から取った言葉

薗田 綾子

株式会社クレアン 代表取締役
薗田 綾子

兵庫県西宮市生まれ。1988 年、女性を中心にしたマーケティング会社クレアンを設立。現在は約700 社のサステナビリティコンサルティングやレポーティングを支援。

一般財団法人みらいRITA 代表理事、NPO 法人サステナビリティ日本フォーラム事務局長をはじめとする関連団体の理事を務めるほか、環境省国民運動事業推進委員会委員、環境省持続可能な開発目標(SDGs)ステークホルダーズ・ミーティング構成員などを務める。また次世代への教育活動として横浜市立大学および大阪府立大学大学院の非常勤講師として活躍。