お口と全身の健康啓発活動

方針・考え方

サンスターグループは、お口の健康維持が全身の健康維持にとって重要である事をいち早く提唱し、医科・歯科専門家と共に啓発活動を続けています。

取り組み事例紹介

健康寿命延伸に向けたオーラルフレイル予防啓発を推進(日本)

お口の機能の衰えが全身の虚弱化を早めてしまうオーラルフレイルの予防啓発を日本で推進。サンスター財団歯科衛生士によるセミナー講師派遣、日本歯科医師会と連携した市民公開講座を開催しています。また、オーラルフレイル予防のためのスマートフォンアプリの無償公開。これらにより、食べられるお口の維持が健康寿命延伸にとって重要であることを啓発しました。

日本歯科医師会 口腔保健シンポジウム

詳しくはこちら

歯周病先端研究への支援

世界歯周病賞(欧州歯周病学会で表彰)、歯周病リンク賞、日本歯周病学会賞、アメリカ歯周病学会など、日米欧の学会で先端的な歯周病研究に対する表彰を行い、研究の進展を支援しています。

歯周病と糖尿病の関係性をいち早く提唱、啓発活動展開(グローバル)

1990年代から歯周病と糖尿病の関連性に関する国際シンポジウムを開催、2008年からは米ハーバード大学附属ジョスリン糖尿病センター共同で、世界各地で21回、7,400名以上の医科歯科の専門家を集めた国際シンポジウムを開催しました。また、金田博夫研究助成基金を通じて14名の医科歯科の若手研究者をジョスリン糖尿病センターなどに派遣するなど、口腔と全身の健康の関連性研究に携わる人材育成に努めています。 また、各国でも、様々な形で、歯科関係者、医療関係者、糖尿病患者などへの歯周病と糖尿病の関連性を啓発するイベントを行っています。

世界の歯科衛生士の活躍を支援(グローバル)

サンスター財団主催で歯科衛生国際シンポジウム(ISDH)にて表彰式が行われる「世界歯科衛生士賞」、米国サンスターと米RDHマガジン主催で北米で行われている「Sunstar / RDH Award of Distinction」など、歯科衛生士の優れた活動を表彰しています。また、歯科衛生士の職種がないアジア各国の医療機関で歯科医療に従事する看護師や学生に、日本の歯科衛生士業務や技術紹介する活動を継続的に実施しています。

世界保健機関(WHO)を通じた発展途上国へのハブラシ寄付(グローバル)

サンスター財団は世界保健機関(WHO)が取り組む各国の口腔衛生状態の調査データの収集や分析、歯科保健施策の方針策定を支援しています。また、サンスターグループとして2002年からWHOに協力する形で発展途上国へのハブラシの寄付活動を継続しています。これまでの活動で各新興国に提供したハブラシの総数は100万本以上となりました。写真は2018年にパラオ共和国に寄贈した25,000本のハブラシが小学生のブラッシング指導に活用された事例です。2023年にもパラオ共和国に約12万本のハブラシを寄付し、全小学校で歯科保健指導を行うことが決定。継続的なブラッシング指導における効果検証に協力します。

また、日本の学生による国際保健活動を支援する一環としてカンボジアで小学生を対象とした口腔保健指導のためにハブラシを寄付しました。

非常時の緊急支援として口腔ケア製品を寄付(グローバル)

ウクライナ、および近隣諸国へ避難している方への緊急支援として、8万点以上のハブラシ・ハミガキ・デンタルリンスなどをワルシャワのポーランド赤十字社を通して届け、避難生活の際のお口のケアが全身の健康維持に重要であることを伝える活動も行いました。また、2020年にベイルート港で大規模な爆発事故が起きたレバノンへの支援として、現地の小学校や幼稚園、小児がん施設、医科大学、医療機関向けにハブラシ12万本を届け、口腔衛生指導に役立てていただきました。

災害時のオーラルケアの重要性啓発と支援活動(日本)

大規模災害で水が不足すると歯みがきがしにくく、お口の中が汚れやすくなることから、避難生活で誤嚥性肺炎によって亡くなる高齢者が増えます。1995年の阪神・淡路大震災で従業員の多くが被災したサンスターは、その経験を活かし2011年東日本大震災以降、災害時のお口のケア啓発活動と、水がなくても使用できる液体ハミガキやハブラシなどのオーラルケア製品を支援物資として提供しています。2016年熊本地震の際には、支援物資の提供に加え、お口のケア方法を示した避難所掲示ポスターを制作、提供。その後も災害時の避難所で活用いただいています。また、防災備蓄用に保存期間5年の液体ハミガキ「長期保存用ガム・デンタルリンス」を開発し、自治体や企業などの防災備蓄に採用されています。

最近では避難の方法も様々で在宅避難という選択もあります。避難の選択肢に応じた防災備蓄ができるよう、ホームページに掲載している防災備蓄リストを更新しました。今後も災害時のオーラルケアの重要性啓発に努めます。

詳しくはこちら

Mobile
120px
Tablet
120px
Desktop
120px